2020AWEssence
2020/10/23
【フレアパンツ】身長の悩みを忘れさせてくれる、パンツの結論vol.11
今季、ファッションの一大ニュースは、“パンツのトレンドが変わったこと”。
私自身、昨年までは、四季を問わず、カットオフしたスキニーデニムや9分丈のテーパードパンツをはいていました。コンサバな装いがほんのりカジュアルになったり、足元が華奢に見えたり・・・簡単に抜け感を演出できて、とても便利。なかなか手放せない存在でした。
が、今季はしばしスキニーもテーパードもお休み。その理由は、あるパンツの台頭にあります。ずばり、“フレアパンツ”です。
実は、デニムに関しては昨年からハマっていて、少しずつ収集していました。けれど、きれいめ系パンツにも、とうとうフレアシルエットの波がやって来たのです!
なぜデニムよりきれいめ系パンツの方が遅かったのかというと、やはりトゥーマッチになりやすいから、だと推察しています。
フレアシルエットって、スキニーやテーパードよりぐんときちんと感が出る。「きれいめ素材×きちんとシルエット=超コンサバ」、という公式が成り立ちやすいんですよね。カジュアルなデニムにはちょうどいいけれど。
でもですね、BEIGE,のフレアパンツは、そんな公式をきれいサッパリ壊してくれました。一番の大きなポイントは、フレアの具合。
膝下から緩やか〜に広がる、決して大げさではないフレア具合。私が大学生のころ流行ったフレアパンツは、ベルボトムくらいの大きなフレアだったけれど、今のフレアはとても自然です(股上もあのころより深い!)。はくと、驚くほど脚がすら〜っと長く見える。これは、スキニーやテーパードにはない、うれしい効果です。
加えて、どんな身長の人も似合う! のがBEIGE,のフレアのいいところ。
サイズは2、4、6とあり、154cmの私は2サイズがぴったり(しかもお直しナシ!)。コンバースと合わせると地面すれすれのフルレングスです。一方、長身の方であれば、足首をのぞかせて。テーパードパンツとはまたひと味違う、色気のある足首見せが叶います。どちらの丈感も正解! というのが、とっても寛大で、今っぽくて、素敵!
素材はウールが入っていて、地厚かつ膨らみのある生地ゆえ、寒々しさはありません。
ぜひ、このパンツとセットで提案したいのが、畦編みのタートルニット。
オーバーシルエットのニットが多い中、体のラインは拾わないものの、ジャストなサイズ感が新鮮で。ミリタリージャケットにあるような、肩章のディテールもいいアクセント。ニットとパンツを同色で揃えて、大人のセットアップが気分です。
さて、最後に、珍しくお知らせがあります!
ルミネ有楽町店のスタッフの皆さんと私とで、インスタLIVEを開催することになりました!!
日時は、10月26日(月)20:30〜(約1時間)。
私、小林がスタイリングした「この冬のオススメコーディネート5体」をご紹介。今回のニットとパンツも登場予定です。
まだBEIGE,未体験の方、ショップに行ったことがない方、もちろん、BEIGE,ファンの方・・・どなたも大歓迎!動画であれば、上質な生地感やシルエット美など、BEIGE,の魅力をますます実感していだけるはず! と一同気合い、入っています。
月曜の夜、スマホ片手に、ゆっくりご覧いただければうれしいです♡
ニット/各¥34,000(税別)
パンツ/各¥29,000(税別)
【profile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活躍中。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。