2020SSEssence
2020/05/08
【オールインワン】ワンピース派があえて着たい理由vol.11
気温がぐんぐん上昇してきましたね。5月に夏日の気温になってしまうと、「真夏は何を着たらいいんだか・・・」なんて、毎年ドキドキしてしまいます。
気温の上昇とともに、私のワンピース熱もどんどんアップ。今季はもうすでに、黒ワンピースを2枚ネットで購入してしまったほど。
ワンピースの魅力は、なんと言っても一枚で成立すること。しかも、どこか華やかにも見えるので、カジュアルに転びがちな夏にはぴったりです。
・・・いや、今回はオールインワンの話をしなくては、ですね!
そんな、夏はもっぱらワンピース愛好家の私、これまでオールインワンは選択肢にありませんでした。
が、昨年旅先のシンガポールにて、ふらりと訪れた現地ブランドで初めてオールインワンを購入してビックリ! ワンピースよりラクで、ワンピースより華があるではありませんか!
「ラク」の秘訣は、ボトム部分がパンツなので、脚の諸問題を気にしなくていいこと。虫刺されやどこでぶつけてできたか不明の青あざ? etc.を隠せるという意味で、ワンピースよりぐんと「ラク」です。
続いて「華やか」。ワンピースに比べて裾がひらひらしてはいませんが、その分上半身で思い切った肌見せをしてもいやらしくならず、結果「華やか」になる。
今回の【MARAGUA】シリーズのオールインワンも、この法則にピタリと当てはまっています。
パンツ部分は付かず離れず、裾にむかって自然に細くなるややテーパード、難しいことは考えなくてOKなシルエットなので「ラク」。
上半身はとても華奢なストラップのキャミソールタイプ。胸の開きは一枚で着られる深すぎない開きで、上品な「華やか」さがあります。
それに、しなやかでたっぷりのドレープを生む、天然素材のような合繊素材。コットンやリネンよりもラフさは控えめ、きれいな印象にまとまります。
「ラク」で「華やか」なオールインワン。インにTシャツやノースリーブを仕込むのもアリだけれど、私はやはり、ワンピースのように一枚でさらりと着るのがベストだと思っています。そのためには、二の腕・背中に効く筋トレをして、デコルテはスクラブでマッサージして、少し小麦色に焼いたヘルシーな肌に仕上げて―――
・・・なんていいながら、暑くなればなるほどビール欲も止まらないし、室内ばかりで過ごしている。いかんいかん!です(笑)。バックスタイルはストラップがクロスされていて、シンプルなのに絶妙に凝ったつくり。背中で語るオールインワンです!ウエスト部分は紐が内蔵されているので、キュッと絞ってメリハリをつくるもよし、緩めてストンと着てもよし。紐の先についたゴールドのあしらいも、さりげないアクセントとして効いています。
オールインワン/¥39,000(税別)
【profile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活躍中。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。